ブログ!(徒然日記)
となみ野高校で出会った、若者たちの眼差し
一杯入魂!仕事と私 ー
となみ野高校で出会った、若者たちの眼差し
2024年12月4日(木)、富山県立となみ野高等学校の家庭・福祉科にて、「一杯入魂!仕事と私」と題した特別講師をさせていただきました。
教室に足を踏み入れた瞬間
教室のドアを開けた瞬間、緊張した面持ちの高校生たちの視線が私に注がれました。16歳から18歳。自分がその年齢だった頃のことを思い出そうとしましたが、もうずいぶん昔のことです。いや、でも確かに自分もあの頃、同じように大人の話を聞きながら、心の中では様々な思いを巡らせていたはずです。
「将来、どうなるんだろう」 「このまま富山にいるのかな」 「海外に出てみたいな」 「でも、地元も捨てがたい」
そんな複雑な気持ちが、彼らの表情から透けて見えるような気がしました。
私が伝えたかったこと
私は高岡市出身で、伏木高校の国際コースを卒業後、アメリカで5年間留学しました。両親は寿司屋を経営していましたが、正直なところ、飲食業を継ぐつもりは全くありませんでした。でも人生は不思議なもので、今では妻とともにカフェ事業を営み、30名以上の仲間と一緒に働いています。
高校生たちに最も伝えたかったのは、シンプルだけど深い言葉でした。
「自分の人生を歩んでください。」
たくさん失敗して、たくさん痛い思いをして、そしてそれ以上にたくさん楽しくも成功体験を積んで欲しい。そこから学び成長してほしい。綺麗事に聞こえるかもしれませんが、これが本心です。私自身、富山の自家焙煎コーヒーロールケーキがテレビでバズって一晩で3,000件以上の注文が入り、対応に4ヶ月かかってしまった失敗や、完璧を求めすぎて苦しんだ経験など。その全ての過程が、今の私を作っています。と伝えました。 そして、最後に、「これが私の人生です。」と。
質疑応答で見えた、彼らの本音
講演後の質疑応答の時間。最初はシーンとしていましたが、一人の男子生徒が勇気を出して手を挙げてくれました。これから将来が不安と希望が沢山入り混じっています、と。私は自分の高校3年生から地元富山に帰って来る決断をした日までの経験を話しました。アメリカで学んだこと、帰ってきて地元で事業を始める事を決断したこと。そして今、地元の素材を使って、地元の人たちと、地元のお客様のために仕事をしている喜びを。
「出ていくことも、残ることも、どちらも正解だよ。大事なのは、自分が何をしたいか、どう生きたいかを考え続けることだと思う」
親として、大人として、感じたこと
私には3人の子供がいます。まだ小さいですが、いつか彼らもこの高校生たちのように、将来について悩む日が来るでしょう。その時、私は親として何を伝えられるだろうか。
教室を見回しながら、ふとそんなことを考えました。ここにいる生徒たちにも、心配する親がいる。地元に残ってほしいと願う親もいれば、もっと広い世界を見てほしいと思う親もいるでしょう。
私自身、アメリカに行った時、両親は何を思っていたのだろう。寿司屋を継いでくれると期待していたかもしれません。でも、彼らは私の選択を尊重してくれました。そして今、巡り巡って、私は飲食業に携わっている。人生は本当に不思議です。
講演の最中、一人の生徒がずっとメモを取っていました。真剣な眼差しで、私の言葉を一言一句逃すまいとしている様子が印象的でした。あの姿勢、その真摯さが、きっと彼女の未来を切り開いていくのだろうと思いました。
若者との対話が教えてくれること
正直に言えば、最初はこの講演を引き受けるのに躊躇がありました。自分の話なんて、高校生の役に立つだろうか。もっとすごい人、もっと成功した人の話を聞いた方がいいんじゃないか。
でも、終わってみて思うのは、私が彼らに何かを教えたというより、彼らから多くのことを教わったということです。
彼らの不安、希望、夢、葛藤。富山を出たいという気持ちと、地元への愛着との間で揺れる心。そういった複雑な感情に触れることで、私自身、初心を思い出しました。
いつの間にか、日々の業務に追われ、当たり前になっていた地元での仕事。でも、それは決して当たり前のことではなかった。選択の連続の末に、今がある。そのことを、高校生たちが気づかせてくれました。
モラトリアムという貴重な時間
高校生という時期は、社会に出る前の貴重なモラトリアムです。まだ何者でもないけれど、何者にでもなれる。その可能性に満ちた時間を、彼らは今、生きています。
ある生徒は「地元に貢献したい」と言いました。別の生徒は「一度は外に出てみたい」と言いました。どちらも素晴らしい。どちらも正しい。
私が伝えたかったのは、どちらを選んでも、大切なのは「自分の人生を歩む」ということです。親のため、友達のため、世間体のため。そういう理由で選択することもあるでしょう。でも、最終的には、自分が納得できる道を選んでほしい。
失敗してもいい。完璧を求めすぎた時期、たくさんの間違いを犯してきました。でも、その一つ一つから学び、変化に順応してきました。
ダーウィンの進化論にもあるように、生き残るのは最も強いものでも、最も賢いものでもなく、変化に最も適応できるものです。これは仕事だけでなく、人生そのものに当てはまります。自分と関係のある人たちから「あたわった」役割をしっかりと果たす。これこそが最善の生き方ではないだろうかと今は思います。
帰り道に思ったこと
講演を終えて学校を後にする時、担当の先生が伝えてくれました。「私も実は学校の先生になりたくてなったわけじゃないんです。なるべくしてなったんだなと。生徒たちも、普段になく、真剣に話を聞いていました。心に残る授業になったと思います。」と声をかけてくれました。
令和7年初積雪の富山の空は、相変わらず美しく、どこか切なくもありました。この景色の下で、何人もの若者が夢を描き、悩み、成長していく。そして私も、まだまだ頑張らなければいけない。
これからの私、これからの若者たち
高校生たちとの触れ合いを通じて、改めて思いました。私たち大人の役割は、若者に道を示すことではなく、彼らが自分の道を見つけるのを応援することだと。
地元に残る選択も、外に出る選択も、どちらも素晴らしい。大切なのは、その選択に責任を持ち、自分の人生として歩んでいくことです。
私自身、3人の子供の父親として、事業経営者として、これからも地元富山で挑戦し続けます。若者たちが「あの人みたいになりたい」とまでは言わなくても、「地元でも面白いことができるんだ」と思ってくれたら、それで十分です。
となみ野高校の生徒の皆さん、先生方、本日は本当にありがとうございました。皆さんとの出会いが、私に新たなエネルギーをくれました。
そして、これからの人生、様々な選択を迫られるでしょう。でも、どうか恐れずに、自分の心に正直に、一歩一歩進んでいってください。
たくさん失敗して、たくさん学んで、そして自分らしい人生を歩んでください。
私も、一杯入魂の精神で、これからも地元富山で、コーヒーとともに、皆さんの未来を応援し続けます。
いつか、どこかで、また会えることを楽しみにしています。
高岡でランチ迷ったらコレ!SNSで話題の“アメリカンロール寿司”の魅力を深掘り!
富山県高岡市戸出にある【一休 19HITOYASUMI 高岡戸出店】です。
いつもご利用いただきありがとうございます。今日は、当店で25年以上愛され続けている「アメリカンロール寿司ランチ」を、改めてご紹介したいと思います。
カフェのように気軽だけど、しっかり満足できる和食ランチって、意外と探すのが難しいですよね。そんな時におすすめしたいのが当店のアメリカンロール寿司。サーモンや海老、アボカド、シャキッとした野菜を巻き込んだ6種類のロール寿司は、見た瞬間 “かわいい!” と声が漏れるほど色鮮やかで、20〜30代のカフェ好きさんはもちろん、主婦の方やお仕事の合間のサラリーマンのお客様にも人気です。
外側には白ごま・黒ごま・とびこなどをたっぷりまぶし、カリッと香ばしい食感が楽しめます。ひとつずつ味が違って、どこか旅行気分になれる“ちょっと特別なランチ”。しかも味噌汁・サラダ・小鉢も付いて、バランスよく楽しめるのがポイントです。
高岡戸出エリアで「和食ランチ」「映える寿司」「カフェごはん」を探している方には、ぜひ一度召し上がっていただきたい名物メニュー。ヒトサラでも「ランチ」「和食」「カフェ」で多く検索されており、遠方から来てくださるお客様も増えています。
店内は個室・座敷・テーブル席が揃っており、お子様連れ、ご夫婦、おひとり様でも安心してお過ごしいただけます。スタッフ全員で“ほっとひと息つける居心地の良さ”を心がけていますので、初めての方もどうぞお気軽にご来店ください。
高岡で少し贅沢なランチタイムを過ごしたい日は、当店名物「アメリカンロール寿司ランチ」をぜひお試しください。皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
🌸 心あたたまる“ひととき”を — 19HITOYASUMI戸出店の新・会食プラン 🌸
🌸 心あたたまる“ひととき”を — 19HITOYASUMI戸出店の新・会食プラン 🌸
家族の「おめでとう」を、
そして仲間との「楽しかったね」を、
もっと特別で、もっとあたたかく。
富山県高岡市戸出にある小さなカフェ 19HITOYASUMI戸出店 は、
こじんまりとした個人店だからこそできる“おもてなし”を大切にしています。
ひとつひとつのお料理、スイーツ、コーヒーに込めた想いは、
「今日ここに集う皆さまの笑顔を少しでも増やしたい」— その一心です。
🍰 家族で祝う「お祝いプラン」
和の個室やゆったりとした畳の大部屋で、
お子様からおじいちゃんおばあちゃんまで、三世代・四世代が安心して過ごせる空間。
主役を彩るのは、当店名物「おめで鯛ケーキ」。
誕生日、入学、還暦…人生の節目を、心を込めたお料理とともに。
自家焙煎コーヒーの香りに包まれて、
“ひとくちで幸せになれる時間”をお届けします。
☕ 仲間と笑う「シェアハピプラン」
気心の知れた仲間とカフェを貸し切って、
椅子とテーブルでワイワイ楽しむカジュアルパーティー。
旬の素材を使ったお料理に、手づくりデザートとスペシャルティコーヒー。
さらに嬉しいのは ノンアルコールドリンクの飲み放題付き。
時代に合わせて、誰もが心地よく過ごせる新しい会食スタイルです。
🌿 手づくりのぬくもり、心からのおもてなし
私たちが目指すのは、
「食を通して、人と人がやさしくつながる時間」。
派手さはなくても、一皿一皿に込めた想いが届くように。
温かな光の中で、ご家族やご友人と過ごすその時間こそが、
私たちの何よりの喜びです。
どうぞ、大切な人と一緒に。
19HITOYASUMI戸出店で、心に残るひとときをお過ごしください。
📞 ご予約・お問い合わせ:0766-63-1160
🕐 営業時間:11:00〜22:00(L.O.21:00
七夕様に願う🎋
2021(令和3)年8月7日(土)
晴れのちゲリラ豪雨
今日は戸出店の福岡です。
8月最初の土曜日。
来週にはもうお盆ですね〜。
今日は午後に、空が突然怒り出したと思ったら、その後止めど流るる涙。
猛暑が続いていた中での、恵みの雨にしては、少し激しすぎたようです。
雨やどりのカフェ。
もしも、もしも、出来ることでしたれば、あの人にも一度逢わせてちょうだいませませ・・・。
いや、なんでもないです。
そうそう、願い事といえば・・・。
8月1日から、今日8月7日まで、高岡七夕まつりが行われました。
新型コロナウイルスの影響で、昨年は行われなかったので、2年ぶりの七夕となりました。
旧暦7月7日は現在の8月にあたることから、高岡七夕まつりをはじめ、8月に七夕を行うところも多いようです。
夜の七夕も、昼の七夕も、素敵ですね^^
2年ぶりということもあり、例年以上に七夕の風景が心に染みました。
今日の空のように、不安定な世の中。
そこは苦しい時だけの神だのみ・・・ではありませんが、
七夕様に色々お願い事🎋
恥ずかしながら、以前場のノリで考えたサインを添えて・・・。
不安定な世の中を乗り越え、みんなで笑って過ごせますように!!
お盆のお弁当、オードブル、ケーキのご予約受付中です★
それでは今日はこの辺で!
19HITOYASUMI 福岡
とやまのお盆と言えば・・・
2021(令和3)年8月4日(水)
晴れ
今日は戸出店の福岡です。
とても暑いです。
感染症もそうですが、熱中症にも気をつけなければいけません・・・。
さて、もういくつ寝るとお盆。
「とやまのお盆」と言ったら、風の盆・・・?
・・・って、今年も中止になっちゃいましたね。
いや、そもそも時期的にお盆ではない・・・。
そうじゃなくて・・・。
昨日の日記にもありましたが、19HITOYASUMIでは、今年もお盆期間中のお弁当、オードブル、ケーキのご予約を承っております!
感染症状況からも、今年のお盆もステイホームの方が多いと思われます・・・。
みんなで、この状況を乗り越えましょう!!
ご予約お待ちしております♪
さて、暑さでそろそろ頭がボーッとしてきました。
ボーッと生きてきたわけではありませんが、皆様も健康には気をつけて・・・。
それでは今日はこの辺で。
19HITOYASUMI 福岡















